今や鍵の種類によっては複製が可能ですから、家族全員で常日頃から持ち歩く事を家庭内ルールとしている家庭も多い筈です。
となると、もし一つでも紛失してしまえば、安全意識が特に高い家庭で無くても、施錠システム全体の交換が必要になります。
割合多いのが、女性ではハンドバッグやショルダーバッグの中とか、男性では財布の中や、ズボンに紐等を括り付けている人等が一般的かも知れません。
しかし、家族全員がカギを所有する約束をしていても、非常用に一つ家族だけが知っている場所に隠しておくという事は、割りと何処の家でもやっている模様です。
ある調査によれば、次に示す場所に置かれれいる事が多い事が判明しました。
ここでは、2点を示しましょう。
一つ目は、鉢植えの下です。
お花や植物好きで大小の鉢植えが、数え切れない程あるなら、適切な対策の一つにも成り得るかも知れません。
しかし大概のお宅では二つや三つ以下というのが、一般的でしょう。
言い方を換えればカギの在り処を空き巣等に、教えている様なものです。
もし、鉢植えの下に合鍵を置いているなら、今直ぐに別の場所に置く様にしましょう。
今日はもう遅いからとか、仕事や育児等で疲れているから等と、言っている場合ではありません。
二つ目は、何処のお家にもあるポストの中です。
ポストが置かれている場所が、防犯カメラ付きでも無い限り、リスクは高いと言えるでしょう。
また、ポストには様々な郵便物が投函される事があるので、どの様な趣味・趣向なのかとか、何処の銀行と契約している等の個人情報の漏洩も懸念されます。
こちらもまた、対策を講じなければなりません。
こうして考えると結構カギの紛失対策の為に、置き場所を何処にするのかというのは、簡単な様に見えますが意外に難解です。
いずれにしても前述の2点は論外ですが、ダミーキーを利用して様子を見るという方法も、良案かも知れません。
もし当該カギが動かされていたり、なくなっていなければ、適切な場所と考えて良いでしょう。